神戸市垂水区の幼保連携型認定こども園 「たけのこども園」と「たけのこども園そら分園」

1・2歳児クラス(なのはな・こすもす組)

  • HOME »
  • 1・2歳児クラス(なのはな・こすもす組)


歩行の自立、手の操作や言語能力の獲得によって、大人に助けられながら1人でできる部分がふえ、「ジブンで」と1人でやってみたり、手助けを求めたり、ほめられると得意になってやろうとしたり、友達のやるのをまねしたり、そんな繰り返しのなかで、徐々に自分の意思でやろうとして能動化していきます。

生活について
乳児のゆるやかな育児担当制

集団の中で一人ひとりの違いを認め、特定の大人が継続的に(食事・排泄・着脱など)生活面のお世話をすることで、子どもとの間に愛着関係を築きます。愛着が形成されると、それを土台にして子どもは、人に対する基本的信頼を獲得していきます。「緩やかな」という意味は、「担当」は生活面のお世話が中心で、遊びは担当にこだわらず、子どもの興味・関心に従って保育します。

食事

1歳児期の食事は食べることを自分の行為として獲得するための練習期です。手づかみ食べ→手つまみ食べ→スプーンと練習していく中で「道具を使って自分で食べる」という行為が実現していきます。ほとんど自分で食べられるようになると、友達と食べる楽しさが意欲へとつながるようになります。また、「ジブンデ」という自立したい気持ちを伸ばしながら、丁寧に食習慣の基礎を作っていきます。

睡眠

1歳児は、2回寝から1回寝へと移行しますが、家庭の朝、夕の過ごし方などを照らし合わせながら、無理ないような1回寝のリズムを組んでいきます。また、一人ひとりの空間を保障しながら安心して眠れる雰囲気をつくり、その子が自然に眠れるまで傍で温かく見守り、安心した眠りを保障していきます。

排泄

1歳児は、オムツからパンツへと移行していく時期です。子どもの排尿間隔も長く一定になり始め(個人差はある)、おしっこが出たというサインを大人に表し始めます。トイレットトレーニングの目安は、大人が子どもの排尿間隔のリズムをつかみ、子どもがオムツが濡れる前に知らせてくれるようになったり、誘うと便器で排尿するようになったら、パンツへと移行していきます。

着脱

1歳児から少しずつ自分でやろうとする気持ちが育ってきます。「ジブンデ!」という時期なのであまり無理強いしないように自分で「デキタ!」という喜びや自信につながるようなかかわりを大切にしています。また、2歳児になると手先が器用になり体幹の筋力、調整力も増してきます。加えて子ども同士の模倣も盛んになり、洋服の着脱にも意欲を見せ始めます。

環境と遊び

自我が拡大し自分の遊びが生まれ、好奇心や探求心が強い時期なので、さまざまな種類の操作遊びの素材や道具を十分な量を準備することで、満足するまで遊び込むことができ、自分のイメージをふくらませます。また、見立て・つもり遊びや模倣遊びを豊かに楽しみながら一人遊びや並行遊びが十分にできるようにしています。

構造遊び

[ 手先の器用さ・高低・量を認識するあそび ]
積み木の特性を生かして、立体的に規則正しく並べて積むことを経験し、形となっていくことの満足感・達成感を感じていきます。また、背筋がしっかり伸びて、安定した姿勢で積み木に向かって、両手を巧みに操作しながら、バランスを保たせて積んでいくことで集中力と注意力が育ちます。

お世話遊び

[ 生活を再現するあそび ]
遊具の中で最も自分に近い性質の人形を対象に行う世話行為は、日頃自分が大人にしてもらっていることの模倣、再現です。また、その愛着行動は、自分以外の存在を認識し、思いやるという情緒的な面を育て、やがては社会性へとつながっていきます。

手先を育てる遊び・目と手の協応遊び

腕と指先を細かくコントロールする力が発達し、両手の協応(右手と左手の操作)、手先の器用さを育てます。穴の大小、形の違うものを用意しながら、長い・短い・量の比較、色の区別などを楽しみながら物の性質なども理解していきます。

ごっこ遊び

自分だけのイメージで遊んできた見立て・つもり遊びから、お互いの役割を決めたごっこ遊びが少しだけ見られるようになります。まだ、自分のイメージを中心に遊ぶので、友達との役割分担は長くは続きませんが、大人や年長の子どもたちの活動をじっと見つめ、まねをしながら世界を広げていきます。

造形遊び

なぐり描き、シール貼り・粘土遊びなどを通して、いろいろな素材や道具に触れて遊ぶことでモノの性質を知り、自由に表現することを楽しみます。また、肩・肘・手首、指先などの運動機能も育てます。

園庭遊び

園庭では気持ちのよい外気、土の感触、視野に入る草木や花、小鳥の鳴き声など自然とのふれあいは、手の感覚の刺激とともに情緒や感性を豊かにします。また、一人ひとりに合った遊びができるよう、冒険遊びやくぐったり登ったり、押したり、跳んだりできるような安心して遊ぶ園庭づくりをしています。

音育・本育・自然
わらべうた

乳児にふさわしいリズムと無理のない音域、人の声という最も身近な昔からあるわらべうたは、聴覚を通して、心に染みていきます。大人の優しく語るような歌が子どもにとって心地よく、子ども本来がもつリズム感につながっていきます。

絵本の読み聞かせ

膝の上で絵本を読むことは、子どもにとって大きな喜びに繋がり、大好きな大人に読んでもらうことがお話の楽しさを共有できるひとときです。毎日このような時間をつみ重ねることで、自分が大切にされ、愛されていることが実感でき、言葉を豊かに育てます。

身近な自然

歩くこと、砂や土に触れること、風に触れることなど自然に触れて遊ぶことで子どもの好奇心や五感を育てます。散歩は目標をもって子どもたちの歩くペースに合わせ、虫や草花などを発見した喜びを言葉にしながらゆっくり楽しんでいます。

PAGETOP
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.